前回の記事で、事実は一つ、解釈は無数というような話をしました。
つまり、嫌なことが起きたとき、嫌だなと反応するのではなく、0.2秒でこりゃ俺ってついてるわと反応すると、脳が勝手についてる理由を探し出します。
意外と生きていて損をしているのが、ネガティブな反応。
嫌だなと思うとさっきの理屈じゃありませんが、嫌なことを脳で探し出します。
するとどうなるか?
結果、嫌なことで脳を埋めてしまい、嫌のオンパレードになってしまいます。
潜在意識を書き換えるって聞いたことがあると思います。
人間の脳は顕在意識と潜在意識が成り立っています。
人間の脳は、簡単に言ってしまうと思考をつかさどる大脳新皮質が顕在意識でその他の生命を維持する脳の部分が潜在意識。
いくら頭で良いことを考えても、潜在意識を変えない限り、今まで通りの変わらない暮らしがそこに待っています。
なぜなら、潜在意識はホメオタシス効果があり、現状を維持しようという力が働くからです。
さてさて、前置きが長くなりましたが、今回はこの潜在意識を変える方法をお話いたします。
潜在意識を変えるには言葉を変えることが必要
アファメーションて聞いたことがある人が多いと思います。
アファメーションとは、すでに願った状態になっていると仮定して言葉とイメージを刷り込むというものです。
脳は、現実も虚構も区別がつきません。
顕在意識で考えたことを潜在意識に刷り込むには、言語イメージを刷り込むことが効果的です。
また、潜在意識に何回も同じことを繰り返すことにより定着していきます。
良い習慣を続けることとよく似ていますね。
そう、良い習慣は何回も何回も続けることで、だんだんとそれをしないと気持ちが悪いという感覚に陥ります。
この状態が潜在意識が書き換わった瞬間です。
前書きの文章で、良い反応に変えるとお話ししました。
顕在意識で考えられることは言語です。この言語を自分の望む言語反応に変える。これがアファメーションの原理です。
潜在意識にアプローチするのは、朝、頭がボヤっとしている時間か、恐怖感を感じている時間です。
ただし、恐怖感を感じている、命に関する危機感は、強烈にアプローチできますが、現実的ではありません。
それよりも徐々にではありますが、朝の時間にアファメーションを使って潜在意識を書き換える方がより安全で現実的です。
その際、瞑想などをつかいリラックスした状態で行うのが良しとされています。
便利なグッズとして、スマホアプリがありますので、それをご紹介します。
それは、セルフノートアプリというアプリです。
iphoneでもandroidでもアプリストアに行けば無料でダウンロードできます。
これを寝ぼけまなこで見ていけば、だんだんと前向きな気持ちに変わってきます。
また、感謝日記も重要です。
これは、夜寝る前にやると効果的ですね。
今日起きたことでよかったことやありがたかったことを5つ書きだします。
これも感謝日記アプリを使うと便利です。
アプリストアで感謝日記アプリと入れると出てきますので、使ってみてください。
注意点としては、ダメだったことや失敗したことは書かないようにしてください。常に良かったことだけを書くこと。何も見つからなかった時は、夕飯のとんかつおいしかったありがとうなど書いてみてください。
これらを続けるとだんだんと理想の自分に近づいてきます。
1か月は少なくとも続けてみてくださいね。人生が変わります。
3日坊主でことばがあるじゃありませんか。だいたい3日目くらいでホメオタシスが働き、今日はやめとこうかななどと思ってしまいます。
その時は、1個だけでもいいので書き続けてください。
どうしても忘れてしまった場合は、そのことに固執せずに次の日も同じようにまた書き続けてくださいね。
これ、嘘ではありません。本当に人生が変わりますのでお試しあれ。
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