重曹(食用)を使って、疲れない体を作る方法

重曹を使って体内を整える運気アップ

前回は、重曹を使ったお風呂で心身を整えるというお話をしました。

重曹を入浴剤がわりに入れ、風呂の中で体をこすり古い角質を落とす。

また、シャンプーの代わりに重曹をお湯で溶かし、頭皮をマッサージする。

弱酸性の汚れには弱アルカリ性がよく落ちると聞いたことはありませんか。

皮膚は弱酸性なので、弱アルカリ性の重曹がよく効きます。

においの元は汗などの弱酸性物質。

弱アルカリ性の重曹を使うことによって、体臭も抑えてくれます。

頭皮の場合は、重曹で洗った後、リンスとして弱酸性のクエン酸を使うことによって、頭皮のPHバランスを抑えてくれますし、髪の毛に艶もでてきます。

その証拠と言ってはなんですが、youtubeで紹介されている動画を1本載せておきます。

前置きが長くなりましたが、今回は重曹を体内に入れるとどうなるかって話をしていきたいと思います。

重曹とは、その成分と有用性

体にやさしい、万能の重曹ですが、ここで重曹について詳しくお話していきます。

重曹とは正式名は炭酸ナトリウムで弱アルカリ性の白い粉です。

食用と掃除用があり、掃除用は体に害がありますので、使用しないでくださいね。

食用は、いわゆる別名ベーキングパウダー。

パンを焼くときにベーキングパウダーを使うと加熱によりニ酸化炭素が発生しパンを膨らませる効果があります。

食用のものでしたら、体内に入れても問題はありません。

ただし、ここでご注意。

重曹は塩分(ナトリウム)を含んでいます。

大体重曹1gに対し、食塩0.7g含まれています。

塩分摂取を気になされている方は、ほどほどにしてくださいね。

さて、その重曹の効果は?

重曹を身体に入れる、つまり重曹水を飲むことによる効果は3つ。

1.疲労回復
2.胃腸改善
3.便通の改善

この3つの効果があります。

次にこの効果について、具体的に見ていきましょう。

重曹水を飲んで疲れない体を手に入れる

人間の身体は弱アルカリ性でできています。

疲労物質がたまると、体内が弱酸性に傾きます。

すると体内のあらゆるところに不具合が生じます。

重曹を水に溶かすと、ナトリウムイオンと重炭酸イオンに分かれます。

この重炭酸イオンが弱アルカリ性なので、体内の酸性状態を通常の弱アルカリ性状態に戻してくれるというわけなのです。

疲労がたまってきますと水素イオンを発生させます。

この水素イオンに重炭酸イオンを加えることによって体外に排出する効果があるのです。

このことにより、重曹水は疲労回復に役立つと言われています。

実際にしばらく重曹水を飲んでみるとわかるのですが、汗をかきやすくなりました。

身体の代謝が良くなってきた証拠なのではないかと思います。

また、お通じも良くなり快調です。

体質的に、逆流性食道炎(胸がムカムカする)の気があるのですが、重曹水を飲むようになってからそのような症状もでなくなりました。

もっとも、太田胃散などの胃腸薬には重曹が含まれています。逆流性食道炎は大抵は胃酸過多によって起きます。

胃酸過多は酸っぱい胃酸が多い状態なので、重曹水を飲むことによって中和され、正常な胃の状態に戻します。

腎臓は、体内の不要なものをろ過し体外に出す臓器です。

その際、体内の酸性状態を重炭酸イオンによって弱アルカリ性にもっていく機能もはたしています。

その弱った腎臓を助ける意味において、重曹水は腎臓機能の補助として重炭酸イオンを補う仕事をしてくれます。

ミトコンドリアを増やし元気にする

ミトコンドリアという言葉は、中学校で習ったことがあると思います。

細胞内に存在し、体内エネルギーを作る元になるものです。

そういった理由から、ミトコンドリアを増やせば、元気になると言われています。

空腹とミトコンドリアには関係があります。

食べ過ぎは万病のもと。

食べ過ぎは、いろいろな要因で体調を悪くさせます。

先ほど、ミトコンドリアの活性化は元気の源とお話をしました。

日本医科大学教授の太田成男先生によると、ミトコンドリアを増やす考え方の基本は、エネルギー不足状態にしておけば増えるそうです。

そこで言われていることは、ミトコンドリアを増やす方法は3つ。

1つ目は意外と思われるかもしれませんが、空腹状態をつくることによって増える。

2つ目は軽い運動をすることによってエネルギーが消化され不足するため増える。

3つ目はちょっと体が寒い状態にしておくと増える。

生命維持装置が働くのですね。その状態になると自然と増える状態になるようです。

2つ目と3つ目はともかくも、1つ目の空腹状態にするって言うのは、意外と簡単です。

1日、2食生活をすれば良いのです。

1日2食って言うと大変だなあと思われますが、夜食べてから、朝食べずに、昼食べれば、1日2食になります。

私もこの2食生活をしてから、体の調子が良いです。

それで、どうしてもお腹が空いたら、重曹水を飲むようにしています。すると不思議にお腹が減らない。間食して不健康なスナック菓子を食べるよりよっぽど良いです。

体重も減って、体が軽く、普段の生活に何の不具合もありません。

ためしに1週間くらいやってみると違いが分かるかと思いますよ。

重曹水を使ってうがいをし口臭撃退

人に会う仕事をしていると口臭って気になりますよね。

口臭の原因は虫歯や舌苔と言われています。

歯をよく磨き、マウスウオッシュでうがいをしているんだけど、どうも口臭が気になるってことはありませんか?

どんぱぱは、よくあります。

そもそも口臭は酸性状態にあるため、臭うのです。

汗の酸っぱいにおいも酸性です。

そこで、弱酸性の重曹水でうがいをしてみました。

そうしたら、臭いが消えたんです。嘘のような話。

もちろん、歯茎の方もよくすすがないと、臭いを発生しますので、口を膨らませて重曹水でうがい。

コーヒーを飲んだ後に重曹水でうがいをすると茶色い液が口から出てきます。

そしてうがいをした後、水で口をすすぎ、いつもの歯磨き粉で歯ブラシをします。

重曹うがいでおいも取れて、歯磨きをして口内をきれいにしましょう。

重曹水の作り方

重曹水の作り方は簡単です。

コップ1杯の水に食用重曹をティースプーン小さじ1杯入れるだけ。

よくかき混ぜないと溶けませんので、よーくかき混ぜてください。

味は、たいしておいしくないです。

飲みやすくするため、はちみつを入れる人もいますが、どんぱぱは、そのまま飲みます。

飲みなれるとそれほど違和感は感じません。

クエン酸を入れると炭酸水になって飲みやすくなりますが、中和されて効果が薄まる気がしますのでクエン酸はつかっていません。

食用重曹はスーパーやドラッグストアで買えます。

どんぱぱは面倒くさいのでアマゾンで買っています。

重曹のまとめ

今回のまとめをしていきます。

重曹水を飲むことによって、体内の弱酸性状態を弱アルカリ性の状態に整え、正常な体にする。

それにより、疲労の元である水素イオンを体外へ出す。

1日2食にし、空腹状態を作ることによって、ミトコンドリアを増やし、体を元気にする。

ちょっと小腹が空いたら重曹水で空腹を満たす。

軽めの運動や薄着をすることによって、ミトコンドリアを増やし体を元気にする。

口臭や虫歯を抑えるために重曹水でうがいをし、水で口をすすぎ通常の歯磨き粉で歯を磨く。

重曹水の作り方は、コップ1杯の水に小さじ1杯。

重曹水は塩分が入っているので、体に良いからと言って大量に飲まない。

とりあえず、1週間お試しあれ。体が軽くなりますよ。

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